ありがとうメッセージ

歳末たすけあい助成

令和3年度 実施事業

  • 所在地:岩手県内
  • 助成対象:児童養護施設・児童心理治療施設・自立援助ホーム等入所児、県内の里子
  • 実施事業:県内の児童養護施設・児童心理治療施設等に入所・通所している生徒及び県内の里親のもとで暮らす里子(いずれも中学3年生又は高校3年生)に、進学・就職支度金として8万円を贈呈。なお、就職に際し自動車運転免許を取得する場合、また借家等独自住まいの確保が必要な場合は、それぞれ6万円を加算

〇施設から


  1. この度は、当施設の卒業生に対しまして、皆様よりたくさんのお志をいただき、誠にありがとうございました。いただきました寄付金は、この先、感謝を忘れず、将来は社会のために少しでも恩返しできるよう努力していくことを約束し、卒業生一人ひとりに祝金として手渡しました。先日、高校を無事に卒業した児童らは、新生活の準備や自動車運転免許取得に向け、毎日、慌ただしく過ごしております。生活に必要な物品を購入したり、様々な手続等を自分でやってみたりして、たくさんの方々に支えていただいていることを改めて感じているようです。この子たちが、安心して巣立っていけるのも、皆様方のご支援と温かい見守りがあってこそと思っております。ありがとうございました。
  2. おかげさまを持ちまして、当施設では今年度5名の中学生が新たに高校生として歩み出そうとしております。また、高校生におきましては2名が就職、4名が進学することとなっており、間もなく始まる新たな生活への第一歩に向けて、大きな期待と不安を抱きながら準備を進めているところです。今、子どもたちはたくさんの皆様方のお気持ちに支えられ、自分の夢や希望に向けたスタートを迎える喜びを感じていることと思います。私たち職員も、入所児童の健やかな成長と自立に向けた支援に一層尽力するとともに、巣立っていった子どもたちが社会の中で自分の居場所を見つけ、目指すところを探すことができるよう、共に考えてまいりたいと思っております。


〇中学3年生から


  1. 高校では、3年間部活動を頑張ります。お金はこれからの生活に役立てたいと思います。ありがとうございました。
  2. 支援学校の高等部に進学するので、制服やジャージ、作業着など、高校生活に必要なものを買いたいです。
  3. 働いた経験がないため、8万円という額がどれほど大金かはわかりませんが、高校に進学してからバイトをして、お金を稼ぐことの大変さについて学びたいと思います。
  4. 今度、高校の入学説明会があります。その後、制服や教科書などの準備に大切に使い、残りのお金でスニーカーやリュックなどを購入したいと思います。高校に通うようになったら3年間しっかりと登校し、勉強、部活、友達関係など、楽しく頑張ろうと思います!
  5. 施設に入所したときは、環境が変わり不安でいっぱいでしたが、皆さんが見守ってくれていたおかげで安心して過ごすことができました。学校でも友達がたくさん出来、毎日笑って楽しく過ごせました。高校進学後も充実した学生生活が送れるよう、準備を整えたりしたいと思います。
  6. 高校では自分の将来の夢を確立し、自立できるように頑張ります。
  7. 4月からの高校生活では、しっかりと学校に登校し、いただいたお金を無駄にしないよう、高校生としての自覚をもって頑張ります。


〇高校3年生から


  1. いただいたお金は、自動車免許取得や就職の準備に使わせていただきます。新社会人として、今までとは違うステージでの生活になるので、不安はありますが、精一杯頑張っていきたいと思います。
  2. 4月からパンション生活になります。いただいたお金は無駄づかいせず、生活費として健康的な生活をしていきます。将来社会福祉士の国家資格を取れるよう頑張っていきます。
  3. 4月から大学に入学するので、その際必要となる各種学費のために大切に使わせていただきます。
  4. この度はご支援いただきありがとうございます。一人暮らしは不安ですが、社会人として頑張ります。
  5. 高校卒業後、就職します。自分が社会を支える一員となったとき、皆様からいただいた感謝の気持ちを忘れず、社会に貢献できる大人になりたいと思っております。ありがとうございました。
  6. 私は4月から東京の大学に通います。将来は、自分の夢であった動物の命を守る仕事に就き、夢をかなえたいと思っています。今回いただいたお金は大切に使わせていただき、いつか皆様にしていただいたように誰かの手助けができる大人になりたいと思います。
  7. 専門学校に進学しますが、自分の夢をかなえられるように生活していきたいと思います。私は3歳から入所していますが、皆様への感謝を忘れず、社会に貢献できるよう一生懸命に励んでいきたいと思います。
  8. 私は今後、グループホームで過ごしながらゆっくりと社会人として働いていきます。皆さんの寄付、助けを思い出しながら頑張っていこうと考えています。
  9. 4月から大学の工学部に入学します。入学後は、建築士の資格を取得するために一生懸命頑張ります。本当にありがとうございました。
  10. これから県外に就職するに当たり、春から18歳でも成人とみなされるので、仕事にも前向きに取り組み、社会人として恥ずかしくないように生活したいと思っています。


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